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【教員転職連載1】教員から転職したい ~ 心身が完全にすり減る前に ~

連載【教員からの転職を考えたら】
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毎日出勤するのが億劫になる

 それはすでに危険な兆候です。そこまで頑張ってきた精神力・忍耐力、子どものためという義務感、非常にすばらしいと思います。しかし、それをあと何年続けられるでしょうか。

 私は、激務だけが理由ではないですが折れました。うつ状態で退職となりました。

そのつらい状態を少しでも解消にするには

 当然、先生を辞めることが解消という点ではベストでしょう。ですが、それはできない。「私は先生である」という意識がそうさせるのかと思います。

 ならば、年度末には転職して脱出できている状態を目指してみる。

 それは実現しなくてもいいという気持ちで進める方がいいです。日々、15分程度時間を割けば進められます。職業として先生であること以外に活力を見出すための行動にでないと、今の状態を変えていくことは相当難しいです。

 少し休養してリフレッシュすればと、休みを多く取ることができればいいですが、それができる長期休みまでの日数を考えると、まだまだ遠いし、実際に長期休みに休めるかどうかも疑わしい。ましてや、休養してリフレッシュしても、また激務がやってくることを予想すると、楽しめない。ならば、まだ億劫な段階で、種を蒔く感覚で動き出すことが望ましいです。

 私のように折れる前に。

 折れたら、できることがかなり制限されます。復活までにどれだけの時間がかかるかも見通せない中で、収入なく過ごすことになります。

具体的に転職して脱出するためには何が必要か 

 今は、転職するためのサイトやアプリが充実しています。

 そして、数多ある職を探すのではなく、サイトやアプリを登録後、転職で必要な情報、自分の学歴や職歴を書き出して公開しておけばいいのです。それがマッチすれば、企業から連絡が来ます。気力があれば、職探しをして、自ら連絡することもできます。

 そして、この行動の一番の効果は、自分を振り返る作業になります。その中で、やはり先生だ!となれば、何事もなかったかのように戻れます。転職の気持ちが高まれば、そのまま行動を加速させればいいのです。

 ぜひ、今、気持ちが揺らいでいるならば、もっといえば、動ける余裕があるならば、休日の寝ている時間を少しだけ減らして、自分のために動き出してください。


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