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教員というものから離れられないのかもしれない

体験記

転職エージェントに拾われ再び教員へ

転職サイトに登録していたら連絡がきたの件で、エージェントにもったいないと説得されるままに面接を受けにいきました。

 

中途採用ということもあり、一次面接(校責任者)と最終面接(会社役員)の2回ほどの面接だけで採用されることになりました。

面接中も客観的に自分を分析しながら話をしていました。

面接官とのやりとりと自己分析を簡単に紹介

志望動機は何ですか。この会社で達成したいことはありますか。

また、会社側から任せたい業務を打診された場合、どのように仕事をしていきますか。

教員としての経験を活かして、未来ある生徒によりよい教育を施したいからです。具体的には、進路実現をするだけでなく、その後の進路先でも生徒自身が培った能力を発揮して、大活躍まではいかなくとも、しっかりと活動できるような教育をしたいです。

業務依頼があった場合は、私に務まる仕事かどうかを考えさせていただき、問題ないならば請けます。しかしそうでないならば、適任者を推薦すると思います。

この会社のサイトをざっと見てしゃべってる感が半端ないな。しかし、教育についてはやはり思いがあるから、しゃべりたいことがすぐに出てくるなぁ。

やりとり紹介は以上です
 一部紹介しましたが、これ以外にも教育に関して、教師としての現役時代での思いや考えだけでなく、実際の事例と対処なども詳しく聞かれました。
 自分でも不思議な感覚でしたが、『うつ状態』では全く考えもしなかったことにも関わらず、口からはスッと考えが流れ出ている感じがしていました。
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やはり教員が天職なのかと思いつつ

すでに仕事は数日務めました。

毎日必要業務を覚えるのに必死ではありますが、そこにいる生徒との交流については自然とさも当たり前のようにできました。

ここ数か月間の私の状況から考えると、自分でもびっくりです。生徒だけでなく、職場の人たちとも難なく交流することができています。

ここまできてようやく寛解なのかなと考えています。またいつ再発するかはわかりませんが・・・

 

とはいえ、青少年を導き、教え育てることについては、確かに私がやりたいことです。

それが自分の子でも他人の子でも同様です。押しつけでなく、未成年でまだ未熟な点があるからこそいろいろと行動し、失敗を重ね成長していく人達を見るとどうしても応援したいという気持ちになります。

自分自身が未熟である部分も、生徒の活動を通して見えたり、逆に指摘されたりと大人の世界だけでは味わえない感覚がそこには存在します。まさに共に成長している感覚です。

 

これが、『私の考える教員としてのやりがい』なのかもしれません。

 

そして、このやりがいを知っているからこそ、『うつ状態』となり学校を退職しても再び教員として頑張ろうという思いに至ったのかもしれません。

天職かどうかはいまだに疑問符状態ですけど。

 

おわりに

『うつ状態』については、未だに前任校での出来事がフラシュバックしてきます。

 

 

しかし、それで気分が沈んでどうにもできなくなるということはなく、切り替えて活動できるようになっています。

環境が変わって、嫌な人間関係も今のところなく、充実した生活を送ることができています。

これがこのまま続いていき、私自身が『うつ状態』であったことを忘れることはありませんが、好意的に捉えられる状況になっていきたいと思います。

それには、今の生徒たちにも話をしていることではありますが、

「見る先は自分の過去でなく、今と未来だけ。過去を振り返りつらい思いに浸るよりも、今と未来を見つめ、変わって自信が持てる自分になるぞという素敵な思いを語ろう」

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