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家族への感謝~ネットなら言えるものですね~

体験記

恥ずかしいので普段は口にしないですが

みなさんは、家族などの親しい間で「いつもありがとう」などの言葉をかけているでしょか?

やはり、いざ言おうとすると「いやぁ、恥ずかしいし」と奥手になってしまうものですよね。

私もそうです、でも不思議なものですが、ネット上でこのように言葉を使っていると、自然にその恥ずかしいと思うことも言えてしまいませんか(LINEなどを思い出してください。割といいやすくなってませんか)?

面と向かっていないというのは、マイナスな発言はどうあってもダメですが、感謝の言葉などプラスの発言は、手紙を書くことと同様に言いやすくていいものだなと私は思います。

考えてみてください

早いもので、私が「うつ状態」と診断されて、約2ヶ月半が経ちました。

答えてみてください。あなたなら、以下のような人間が一緒の家にいたら、どのように接するか。

  • 朝から晩まで、仕事をしないで家にいる(家事や子供の世話はしています)。
  • 毎日がSUNDAY状態で、好きなことを好きなように好きな時間だけやっている(生活は非常に規則正しくしています。それが回復の近道であるそうなので)。
  • リビングで調子が悪くなって、気持ち悪そうな顔でソファーにいる
  • 調子の変化によって、気分も変化し(性格上、大きな声を出したり、ブツブツ文句を言ったりはしませんが)イライラしている様子がわかる
  • 落ち着かなくて部屋をウロウロしたり、じっと座ったまま一言も発せずにただいる

えーっと、書いている本人も「うわぁ・・きっつい」低いトーンでつぶやくくらいです。接し方なんてわからないよこんなやつ。それが毎日って、地獄かな?

でも、現実的にこんな私と過ごしてくれている家族が我が家にいます。

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家族はどう接しているの?

さて、答えはでましたでしょうか?どう接するでしょう?

答えは、『放置』です。

うつと聞くと、何か腫物に触るような、思春期の子どもと接するようなそんな感じで付き合わなければならないかと思われるでしょう。

患者からすると、上記の5つの項目があっても、そうなってしまった状態を受け入れて、病前と変わらない付き合い方をしてくれることが何よりも何よりもありがたいことです。

ですから、私の家族は私が気持ち悪そうにしてても、ただそこにいても特に何か特別な行動はしません。冷たいのではありません、私含めて症状が治まるまでどうにもできないのです。時間が解決することを体験的にわかっているだけです。

症状が治まったあとは、「大丈夫になったんだじゃぁちょっと・・」といったように話しかけたりしてくれます。

まとめてみると

「うつ」への理解は、なってみないとわからないとよく言われます。

私も当初はそのように思っていました。でも、視点を変えると、その状態になっていない人はわかりようがないのです。別に、その状態を詳しく聞かされても気が滅入りますし・・・

ですから、理解でなくて、「そういう人が家の中にいるのが日常」として、生活をしてくれることがうつの人との付き合い方のひとつかなと思います(あくまでも私の見解なので、すべての人には当てはまらないと思います)。

もちろん最初は、家族も不安やイライラがありました。でも、一緒に生活をするしかないので、当たり前になり、慣れたのかなとも思います。

とはいえ、

ありがとうどんなに感謝してもしきれない。まだ先が見えてないですが、おかげで症状はかなり改善しています。この家族でなければ、私はつぶれていたと思います。必ずよくなります。

愛しています

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