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うつ状態の経過観察記と映画

体験記

仕事をやめて約3か月の記録

仕事にはまだ就けておりません。毎日変わらず、家事を行いつつPCとにらめっこです。

心と体の状態は、安定しています。

現在は、仕事を探し始めようという気持ちになってきています。

収入云々ということもありますが、何よりも社会とのつながりや人とのつながりを求めるようになってきているという点が大きな変化だと言えます。

家族は相変わらず、うつ状態の前と後でなんら変わりません。ありがたい。

自分の状態チェックのために映画を見てみた

その映画のタイトルは『ツレがうつになりまして。』です。

うつ状態の人はまず嫌厭しそうなタイトルです。

ですが、この映画を穏やかな気持ちで見ることができるのであれば、寛解かそれに近い状態と言えるのではないかという思いからです。

結論から言うと、「まだ、私は寛解に向かっている途中だな」という自己分析です。

この映画を鑑賞ではなく、登場人物の体や心の変化や動きに私や家族を投影しながら観賞していました。

見ている途中に、クスッとできたのはメインキャストのイグが、野菜をもしゃもしゃ食べるシーンやは虫類がゆえに日中にじーっとしているシーンでした。

それ以外では、私や家族の言動と似ていたシーンで過去を振り返り、ため息をついたり、涙していました。ため息は、当時を思い出したことによるものです。

ただ幸いに、このように分析して記録できるほどに冷静に自身を見つめることができています。ツライことを思い出して沈んだり・落ち込んだり・不安になったりがないという点は非常に大きく改善していると言えます。

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寛解に向っているという結論の理由

今までの私ならば、登場人物に感情移入せずに、役者の演技やシーンとシーンの繋がりなどを考えながら観賞していました。

しかし今回はちがいます。

観賞したこと、寛解に向っているという結論は、劇中で涙したシーンに理由があります。

涙したシーンは、「この言葉は言われたかった」・「この言葉はまだ言えていない」というシーンでした。

つまり、劇中の内容と実体験を重ね合わせて見ていたわけですが、

 私が実現できていない内容に涙

していたのです。

見てよかった

以前、ネット上なら感謝などを言いやすいという記事を書きました。

ですが、現実に相手に発しないと意味がない(当たり前ですが、この当たり前が私はできない)ということを改めて認識しました。

振り返ると、最近は家事と子育てと仕事探しと、パートナーとの交流が少ない日々を送っていました。それに対する後ろめたさがあったのを隠してきたこと。それをこの映画を通じて知ることができたと思います。

愛する人には、しっかりと顔を合わせて言葉で伝えようと思います。

ここで書いてさらに言おうと思います!

ありがとう。あなたがいてくれて本当によかった。愛している。と

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