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我流:話術を磨く方法~実践編~

体験記

考え方編からの続き

考え方編の内容はいかがだったでしょうか。

もちろんそれだけがすべてではありません。

それに教員養成時代に、仲間の前だったり、教授の前だったりと意見や授業を聞いてもらう機会が多いので、改めてがっつり自己鍛錬する必要なんてあるの?という疑問もありそうです。

毎日授業でしゃべっていれば嫌でも上達はしていきます。

では、なぜ話術を磨くのか。

時間をかけて醸成されていくのでは遅いからです。

目の前にいる児童・生徒に、ほぼ一回しか伝えない内容が上手に伝えられなければ意味がないからです。目の前にいる児童・生徒を思えばこそ、自己鍛錬によって少しでもわかりやすく話す能力を強化しておくべきと考えるからです。

賛同していただけるならば、以下の内容をご覧ください。

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どのように話術を磨く練習をしたのか

特別なことはしていません。

日常的に目の前にあるモノを名前を使わずに説明してみるだけです。

誰か協力してくれる人がいれば、説明について評価してもらえば良いです。

いなければ、とにかく身の回りのモノについて、名前を使わないで説明する。

自分で確認するのであれば、書いてみるのもおすすめです。

 

例えば、『ポテトチップス』

以下、ポテトチップスについて、名前を使わない説明チャレンジ(必要ない方は、読み飛ばしてください)

じゃがいもを厚さ約1mmにスライスし、高温の油で揚げて、塩などで味をつけた食べ物。

高温で揚げるため、じゃがいも中の水分が飛び、カリカリに仕上がるため食感がよい。塩味との相性がよいが、細かい粉状にしたスパイスや甘味との相性もよい。味は各販売メーカーからさまざまなものが出ている。

そのおかげで、食べだすと止まらない。1枚1枚は非常に軽いため、どんどん食べられてしまう。一般的に販売されている分量は、約60g前後。

これを食べきっただけでは、少し物足りないと感じるかもしれない。しかし、カロリーで見ると、約350kcal弱。塩分は0.6g相当。

他の食べ物で置き換えると、マクドナルドのハンバーガー1個分相当。さらに塩分は、8

枚切のパン1枚相当。

数字で見ると多いと感じるかもしれない。ただ、食べているときは、そのようなことは一切感じない。ひたすらにうまいと感じて食べてしまう人が多いのではないだろうか。

書いてみましたが、正直最初の一文で終わってますね。その後は、補足説明ですね。

(もちろん、現物を見せれば一発で終わりですが・・・・)

 

ただ、情報の中に具体的な数字や言い換えや置き換えが入ると、聞いている側は、

「よく知っているな」「へぇ、そうなんだ」

といった感想をもちやすくなると思います。

 

継続が力なり

以上のようなことは、日々の積み重ねです。思い付きで少しやったくらいでは、表現の仕方への工夫は身に付かないと思います。また、気付きも生まれにくいとも思います。

先にも述べましたが、毎日授業で行っていれば自然と身に付きます。

 

伝わらない・理解してもらいない・うまくいかない

を感じ、なんで?なんで?となり、忙しい中でやってるのに、あぁなのに、こうなのに・・・

イライラが募ると、自分の中で受け止められなくなっていきます。

同僚や先輩に話をして解放できれば、アドバイスが受けられるでしょうし、アドバイスはなくても話をしたというだけでスッキリすると思います。

ですが、それでも解消されない、話をできる環境にないなど、内に内に溜まったものが耐えきれなくなって出るとき、どこにでるでしょうか。

 

それぞれに意見は異なると思いますが、私は『児童・生徒』に向いてしまうと思います。それが一番手早く心の安寧がくるからです。発散させやすいのもあります。

そうならないために、うまくいかないのはまだ自分が足らないのだという考えをもって、向上心をもって行動をしていってほしいなと思います。

そして、溜まったものを発散する方法はいくらでもあります。発散方法が、児童・生徒とならないための行動をするべきです。

先生自身の安定さは、児童・生徒・学級の安定さに大きく寄与します。

家庭における子供の安定さが、両親(母親の方が一般的に影響が大きい)の安定さに影響されることと同様です。

おわりに

少々熱が入ってしまいました。

話術を磨く方法として、最善はやはり「しゃべる」ことに尽きます。普段の会話も意識すれば、それは練習の場になります。

さすがにそれは疲れると思えば、わずかな時間でもわずかな量でも継続してみてはいかがでしょうか。

習慣化については、こちらの記事でも紹介しています。よかったらご参考になさってください。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました。

日々、忙しい毎日かと思います。その中でも、先生自身が楽しみつつ、児童・生徒も楽しめる授業づくりをしていきたいですね。

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