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【教員転職連載6】入職後、先生としての過去は捨てる ~ 仕事も信頼もつかみにいく ~

連載【教員からの転職を考えたら】
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先生だった意識は捨てないといけない

 転職後は、環境が大きく変わります。先生ではなくなるのですから当然です。

 つまり、扱われ方が、新人になるわけです。

 その変わった状況に順応しないと、すぐに気が病んでしまいます。

 一つにどうしても先生という状況と比べると、給料面で納得いかないことがあります。年齢によっても異なりますが、年齢が上がれば上がるほど先生であった人が転職する際、給料は下がることがほとんどだと思います。大手企業でもない限り、先生が3年の経験でもらう給料は、中小企業では入職後5,6年経過している方と同じくらいだったりします。

 ですから、1年目なのに経験もないのに給料面で優遇はあり得ないのです(学習塾などでは異なります)。

 さらに、週休についても土日祝祭日は休みが学校の基本です。ですが、企業では会社カレンダーによって決まります。土日祝祭日関係なく出勤の日も出てきます(部活に追われていて休みが取れなかった方にとっては、あまり関係ないかもしれませんが)。

 求人票で確認していて、わかってはいてもやはり学校の休日の感覚が染みついていると、嫌な気持ちにはなりがちです。

 さて、そこでやはり学校の先生がいい。と思い直すことは悪くはないですが、少々その決心は遅すぎます。転職を決意して、活動を起こし、入職するところまでまで進んできています。後戻りができないわけではないですが、戻ることもまた大変苦労を伴います。

私の経験

 上記の思いは、実際に私が経験した思いです。ですが、これはかなり身勝手なものです。

 採用する企業は書類、面接で書いたことや語った言葉を元に採用を決めているわけですから、採用後に個人の感覚の「違った・・・」で済ましてほしくはないはずです。

 であるならば、採用後はどんどん仕事をこなして、自分で納得のいく状況(待遇や仕事の内容など)を作り出していくしかありません。

 給料体系や昇給条件などについても、求人票では詳細にわからなかった部分が入職後は調べたり、聞いたりでわかります。その条件に見合うように努力するしかありません。新人という扱いも、仕事を覚えてこなす速度を上げて変えて行く必要があります。上司や先輩から知識やスキルを吸収していかなければ、今まで先生として当たり前だった『日々すべき業務をこなしていたら(その業務は多すぎますが)毎年給料が上がっていくシステム』とは異なる世界に来たのですから。

 が、実際に入ってみて求人票の情報が誇大されていたり、事実とは異なる場合は話は別です。

こちらもただ労働力を提供しているのではない

 やはり、求人票や面接で確認したことが、入職後に違う点については黙っているべきことではありません。

 私は一番最初の転職時は正にこれでして、当初聞いていたボーナスは出るし、昇給は必ずあるとは異なり、2年目以降にボーナスも昇給も1年間の業務査定で決まる(2年目以降については、聞かれていませんでした。ボーナスと昇給は嘘はないとは思いますが、査定の結果なしという判断もできてしまうなと思ったので)ということがわかった段階で、すぐに転職活動を始めました。

 そうでなければ、様々な職種の裏側が見られる仕事だったので、結構魅力的だったのですが、早々に退職してしまいました。これもまた経験で、生徒に語るネタにはなりましたが。


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