スポンサーリンク

離脱症状~睡眠導入剤~

体験記

睡眠導入剤の飲み忘れ

いつもであれば、就寝前に欠かさず飲んでいた「睡眠導入剤」。

この度、うっかり飲み忘れて就寝。いつもならば、飲んでもすぐに眠くならず、布団の中で眠るまでじーっとしています。

しかし、なぜか今回はすぐに寝てしまった。これが再び「離脱症状」を引き起こしました。

さて、その睡眠導入剤は・・・

 

スポンサーリンク

ブロチゾラム錠0.25mg「ヨシトミ」

約3か月くらい毎日飲み続けたでしょうか。

「飲まなければ眠れない」

と、完全に思い込んでおり、寝る前は必ず飲んでいた薬です。

今回、なぞの就寝→即入眠により、飲み忘れていたことに気付きませんでした。

約1時間程度で、覚醒。そこから始まりました。

私が経験した離脱症状
  • 頭痛(ずっと頭はぼんやりしていました。睡眠不足によるものも含まれますが)
  • 悪心(これは他の薬でもありました)
  • 全身倦怠感(覚醒後から翌日の夕方まで続きました)
  • ひどい寒気(冬用の布団でも寒くて震えるほど)

 

以前に調べて「離脱症状」が出ることをわかっていたのに

「ソラナックス」の件で、少々怖気づいたので飲んでいる薬について、離脱症状があるかないかを調べていました。

今回の「ヨシトミ」は、ベンゾジアゼピン系睡眠剤((“脳内で神経興奮に関わるベンゾジアゼピン受容体(BZD受容体)を刺激して、脳の活動を抑えることで眠りやすくし、睡眠障害などを改善する薬”<出展:日経メディカルより>))で、短時間作用型に分類され持続時間が短いが、副作用が少なく利用されやすい薬です。

そして、ベンゾジアゼピン系の薬は、長期間服用すると、減薬や断薬をすると「離脱症状」((「ソラナックス」の件参照))が現れる傾向にある薬なのです。

長期間服用しているにも関わらず、医師への相談なしに服用をやめるということは「離脱症状」を引き起こし、うつ状態に戻ってしまう可能性すらあります。

というわけで、今回やってしまったわけです・・・

 

追加で調べると

しかし、私は「飲まないと眠れない」とまで思っていました。

この思い込みが作用する場合もあるそうです。

以下調べた内容を元に記述します。

睡眠導入剤について、「飲まないと眠れない」という思い込みは、減薬や断薬をした場合に「今晩から、薬が減る(無くなる)。」と考えた際に、心理的に不眠状態になるというのです。

つまり、思い込みで不眠をつくってしまうということです。

 

最後に治験に基づいた話を。

患者さんが現在服用している睡眠薬を減らす試みをする中で、新薬を飲ませた患者さんと偽薬を飲ませた患者の間に、有意な差が現れなかったそうです。

つまり、偽薬でも患者さんが不眠に効く薬を飲んでいるという思い込みが、睡眠薬を減らす結果につながったという・・・

(残念ながら、実際の医療現場で「偽薬」を処方することはできないし、偽薬と書かれたくすり袋を患者さんが見た時点で効果がありません。)

 

まとめに

今回のブロチゾラム錠0.25mg「ヨシトミ」の離脱症状。

私の場合は、思い込みなしに飲み忘れて症状が出たので、間違いなく離脱症状といえます。

うっかりでこうなってしまいましたが、これを読まれている方で副作用などで減薬や断薬されたいと思われている方は、

 ぜひとも主治医に相談をしてください

それなしに独自判断で行われるならば、離脱症状と周りに迷惑をかけず自身で責任を取る覚悟をもってください。

→この後の経過は次の記事にて

コメント